あれから一年
釈迦と菜の花

あれからもう一年。
スーパーが薄暗かったのも今は昔。東京に住む我々の生活はすっかり元に戻り、日々のあれこれに頭を占領されて、ともすると一年前のことが記憶から薄れてしまいがちな毎日になっています。
でもあの日のことは忘れてはいけない。被災された方々のことは忘れてはいけない。
そして首都直下型地震がいつ起きるかわからない中、東京に住む身としてはもしもの時に向けての備えを忘れてはいけない。3.11はそんな 忘れてはいけない! を改めて確認する日です。

ただ今べてぃは仏像彫刻一時お休み中。
なので新しい作品もないし、この日に当たってはやはり昨年一年間かけて、鎮魂の祈りを心に彫った釈迦如来がふさわしかろうということで、お正月同じ仏像を再度掲載させていただきます。

東北に早く明るい春が訪れるようにという気持ちをこめて菜の花お供えして写真撮ってみました。

一年たっても被災地の方々の多くはこれからの生活の目途が立ったとは言えず、街の復興も進んでいるとはとても言えない状態。大体復興庁ができたのがつい先日。政治はいったい何をやっていた一年だったのか....。
そんな現実には暗い気分にさせられますが、でも政治に頼らぬ人々のたくましい活動によって被災地にも新しい未来に向けての動きが出てきている様子も伝わってきます。

明けぬ夜はない。来ない春はない。
2012年は東北にとっても日本にとっても明るい未来が見える年になりますように。


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2012/03/11(Sun) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
防災グッズその4:食器棚用チェーン
はずしたところ
浜岡原発は停止とのこと。うれしい。
そして菅さんの決断の直接理由はすぐに東海地震が来るという極秘情報ではなくて、アメリカの圧力だったとのニュース。真偽のほどはわからないけど、オバマさんありがとう....って、これで良いのか??とは思うけど、今の日本の政治状況考えると海外からの圧力であっても、説明全く不十分でも結論さえOKなら仕方なしとするしかないとすら思えるのが現状。悲しい。
そして中部電力の会見を見ると、対策とったらまた浜岡原発再稼働する。他の原発はそのまんま...へ?政治家の皆さん、それで良いの?

庶民はこんなケチなブログであーだこーだ文句言うぐらいしかできることはなく、加えてぶつくさ言っても社会的には全く意味なしなので、せめて自分の身を自分で守るしかない...どんどんそんなケチな料簡に陥ってしまいそうであります。いかんいかん。
でも自分の身すら守れぬ者に自分以外を守れるはずもない。べてぃのことなんて誰も守ってくれない。加えて前から薄々思ってはいたように、国すら自分を守ってくれないってことは今回のことで良く分かっちゃったし....
自分を守る、自分の身を立てるのはすべての基本。
ということで久しぶりの防災グッズ紹介です。

写真はべてぃがキッチンに立った時に眼の前にくる観音開きの食器棚の扉。
べてぃがこの家に来た頃はまだ「耐震ラチェット」というのは普及しておらず、単なる観音開きのドアです。ゆさっとゆれたら扉はパカッ開くはず。怖いよ。で、入居した時に一番に買ってつけたのがこれ。お皿洗ってる時に地震が来たら頭にお皿の雨が降るのは確実。脳味噌はスズメぐらいしか入ってなくても頭蓋骨にお皿バカバカ直撃はまずい。
以来お皿出し入れするたびにチェーンをはずしたりつけたりしてます。最初は面倒臭いかと思ったけど習慣になっちゃえば何も問題なし。確か一つ千円ぐらいだったような。確かネット通販の防災グッズショップで買ったものです。きっと今ならもっと激安です。十字ドライバー一本あればネジをぐりぐりねじ込むだけで取り付けオーケー。5分もあれば設置できます。

3月11日の震災時に新宿で帰宅難民になり、お友達のお宅で一晩過ごさせてもらいました。お家に帰るまで一番心配だったのは棚の上に乗ってるぺらぺらに見えるテレビアクオス。そして次は棚に入ってる皿類。でも帰ってみるとアクオスは耐震シートのおかげか何も問題なく、この扉の奥にしまってあった皿類も無傷でした。この棚以外に入っていた皿は落ちて割れてましたけど。被害はそれだけ。ありがたや。

この棚も開けてみると中にしまってあった皿はすべて扉ぎりぎりまで出てきて制止。このチェーンがなかったら、中の棚4段分、すべて落下してキッチンは大変なことになっていたに違いありません。
ありがとう、チェーンくん。

チェーン閉めたときはこんな感じ。
防災




2011/05/09(Mon) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
カリスマ
たんぽぽに桜
桜吹雪の季節です。
歩いている途中、ふいに風が吹き、ざざ~っと音をたてて散る桜吹雪に包まれる...五感で美を感じる至福の瞬間です。年に一度のお楽しみの季節なのに、今年はどうしても気が晴れません。当然だけど。

岡山の選挙速報特番を見ようとテレビつけた瞬間に「東京都知事、石原慎太郎氏当確」というテロップ。間違いに違いないと思ったけど、本当でした。大差で圧勝。変化を求めて民主党に投票した結果が今の状況なので、それに懲りて何はともあれ昔のまんまを選択した人があんなに沢山いらしたってことでしょうか。ご本人も「昔の名前で出ています。やることは今までと同じだ。」と言われてたし。またまた巨額の税金使ってオリンピック誘致、築地市場移転するの?銀行問題はどう決着つけるんだろう...。
テレビでは「やはりリーダーシップを求めている人が多い結果ですね」とか言うコメントが多かったです。りーダーシップの定義がずれてるような気がする。でもべてぃはそれについて何も言う資格ありません。棄権しちゃったから。
ごめんなさい。既に旅人生活始めて一月経過。いつまでもこの生活しているわけにもいかないので、良い機会だから投票日にあわせて帰ろうかと思った矢先に強い地震。帰れませんでした。

一昨日は先輩にお願いして、車で昔勤めていた会社の創業者のお墓参りに連れて行ってもらいました。
創業社長はべてぃが今までの人生で出会った、たった一人の「カリスマ」。今は大企業の仲間入りをして、名前を言えばほとんどの人がご存じの会社ですが、べてぃが入社したころは小さい会社でした。べてぃ自身、名前も知らなかったし。大学のクラスメートが会社説明会に行くというので、じゃ、私も、と何も知らずについて行った先で出会った創業社長。まだ若かったべてぃはその日の社長挨拶を聞いて、「ああ、カリスマって本当にいるんだ」と愕然としました。そして試験受けて入社。一緒に行ったお友達もです。その頃はべてぃのようにして入社した人が多いんです。名も知らぬ田舎の会社だけど、社長のオーラの凄さに何かあると思って入社を決めたって人。

何がどうすごいからカリスマなのか?
言葉が巧み?まぁ多少あるけどでもそれは根本じゃない。うまく説明できないけど、全身から発するオーラが違う。ものすごく強い力を発している感じ。それが「この人について行こう」とか「この人の元で働いてみたい」とかいう気持ちを誘われた。そういう記憶があります。
残念ながら創業社長はべてぃが5年目社員になった春に、何の前触れもなく、突然天国に行ってしまわれました。
一緒に仕事をさせてもらった4年間は本当に充実していたし、社長との楽しい思い出も沢山。社長が亡くなった後も色々なものを身につけさせてもらいました。
あの会社説明会の日の出会いはべてぃにとって、一生の宝物です。

創業社長が亡くなられた時はまだまだ会社は小さくて、カリスマの求心力で社員が結束していた状態。求心力の核を突然失ってしまって、会社はなくなるんじゃないか?と誰もが不安に思いました。でも結果的にはその後も紆余曲折ありながら、会社は成長を続け今の姿になっています。
後を継がれた創業社長の息子さんが打ち出されたスローガンは「一本の太い柱から、千本の細い柱へ」でした。
一人のカリスマのリーダーシップで動かす時代からメンバー一人一人の頑張りの集積で動かす時代への転換がうまくできたということでしょうか。今の日本はリーダー不在。だったら我々一人一人が頑張って未来を作らねば。お墓の前でそんなことを考えました。

満開の桜中で物思いにふける?鳥は良いなぁ。べてぃも枝にとまって桜をめでたい。
桜に鳥

川に散る花弁。コンパクトカメラのシャッタースピードじゃうまくとらえられません。残念。
桜吹雪
2011/04/14(Thu) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
お願い、ウルトラマン!!
うるとらまん
お花見シーズンの楽しみ、もう一つありました。
青空に向けて力強く拳を突き上げるウルトラマン。去年の4月に撮った写真です。
毎年、桜吹雪の季節におにぎりもって散歩に行く近所の川沿いに建つ、三階建てのお宅の屋上の様子。

桜見学に行ったわけで、他所のお宅の屋上にこんな風景が待っているなんて夢にも思ってなかったべてぃ。遠くから桜越しに小さく見えるウルトラマンのシルエットを見つけた時は目の錯覚かと思いました。で、思わず小走りで近づく...ホンマにウルトラマンじゃぁ。(と、思わず方言になる。)口開けて見ちゃいましたよ。
立派なお宅。ご主人の道楽?
すごい。すごすぎる。

最初に発見した日からはや5年以上。川をかなり下った場所にあるので、べてぃの家から歩くのは時間がかかる。なのでウルトラマンご対面は年に一度、桜の季節だけ。この写真を撮った去年は「一年ぶりね、ウルトラマン!」と寄って行くと何だか記憶の映像とちょっと違う。何が違う???考えたね。で、結論は「お立ち台に立ってるじゃん!!」べてぃの記憶が正しければ、一昨年までのウルトラマンは床に立ってました。でも去年はこんなお立ち台に。そのお陰で下から見上げた様子が前にも増して凛々しく青空に映える。
素晴らしい。

福島第一原発では窒素ガス注入作業が進行中。窒素ガスは格納容器の水素爆発を防ぐための措置。ということは格納容器が水素爆発を起こして、中身がどっか~んと相当な距離まで飛び散る可能性があるってことだよね??と、素人はびびります。そんなことになったら1000キロ先まで放射能が飛び散るらしい。てことは東京はおろか西日本まで汚染されるってこと。ひぇ。
またアメリカからは、冷却のための注水の影響で施設の耐震性が下がり、余震で激しくダメーイを受ける可能性があるという点を指摘されているらしいです。かと言って冷却は最優先事項、なおかつ注水以外に方法がない様子。
完全に人知を越えてる。
お願いします、爆発させないでください!これ以上ひどい余震を起こさないでください!
心配してても何もできないべてぃはとにかく祈るしかありません。

確かウルトラマンって、放射能を浴びたせいで怪獣に変身してしまった色んな敵と闘って、地球を守ってくれたヒーローだったはず。

今日本が一番待ち臨む存在って、ウルトラマンじゃん!!
あ、日本だけじゃないですね。世界が注目、待ち望む存在。
ってことで、去年の写真の中を捜してみつけました、この一枚。

べてぃのウルトラマンは3分なんて遥かに超えてず~っと何年も力強い姿で我々を見守ってくれています。
何もしゃべらなくても、凛々しく立ってるその姿を仰ぎ見るだけで元気が貰える。そんな存在。
祈りましょう。
原発問題やっつけて、地球を守ってください。
お願いします、ウルトラマン!!

2011/04/10(Sun) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
桜の楽しみ方色々
桜どんぶり

この季節のべてぃの楽しみは「桜吹雪の中でのおにぎり」ともう一つ、これ。
桜どんぶり。
ソメイヨシノは散り易いから、木の下には咲いているのと同じ状態のきれいな花が沢山落ちてる。拾ってきて、水に浮かべて楽しみます。東京のお家にいる時はガラスの鉢を使うけど、仮の住まいにあるのは大皿2、小皿2、カップ2、そして丼2、これだけ。迷わず丼選択。
安っぽい丼だけど(失礼)ほら、悪くないでしょ?
これだったら家でも桜を楽しめます。時々、枝を折って持ち帰るふとどきな人がいるけど、そんなことしちゃダメ。この方式で充分楽しめるの、知らないんだよね。こうやって器いっぱい並べるのも良し、大きな水盤にちょこっと散らすのも良しです。

今日も岡山は雲一つない晴天。桜の木の下は花見客でにぎわっています。西川沿いのベンチは満杯。車いすの方なども来られて太陽の元、桜をめでつつお弁当。年に一週間だけのお楽しみ。

桜2

原発の状況は未だ予断を許さず。液体ガラス注入で高濃度汚染水が海に垂れ流しになっている状態は一旦止まったみたいですが、どっかから漏れ続けているのなら海に流れなくなった分は土中にどんどん浸みてるってことになるので、時間が経過すると周辺の土地は汚染水でずぶずぶになるんじゃないの?表面が分厚いコンクリートで覆ってあるなら大丈夫なのかもわからないけど、土むき出しだったら作業員も近づけぬ汚染地帯になるんじゃないか?と心配症の血が騒ぐ。もしそうなら近い将来また海にも流れるだろうし...。

毎日そんなニュースが多い中、三週間も瓦礫に乗って海を漂って生き延びたわんこと飼い主さんが再会。
すご~く良かったです。獣医さんによると犬は3週間ぐらいなら飲まず食わずで大丈夫らしい。すごい。水も飲まなくても3週間なんて。人間とは違うんですね。
飼い主さんが今どこに住まれているのかなどは知りません。避難所暮らしだとすると、ペット同伴可能の避難所でありますように。折角再会できたんだもん。ペットも大切な家族の一員。
2011/04/06(Wed) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
想定外・想定内
沈丁花

「想定外」  3月11日以降何度聞いたことか。
「想定内」  はホリエモン。「この程度のこと、すべて予測していたさ~」という自信満々な様子。今は昔。

今べてぃが思っているのは「自衛隊ってすごい!」ということです。

正直言って自衛隊について余り考えたことがありませんでした。べてぃが育ったエリアでは自衛隊は身近な存在じゃないんです。北海道出身の友人にとっては除雪活動や雪まつりの雪像づくりなどの活躍でなくてはならない存在みたいですけど。
憲法九条問題に絡んで、自衛隊って何だかいけない存在みたいに言われたりしているのは「体張って海外の戦地にまで行ってるのに、それはないんじゃないか??」と思ってはいました。でもあまり深く考えたこともなかった。あ、そういえばイージス艦を日本も持っているということが初めてマスコミに大きく取り上げられた時に「え、そんな一つ1000億円もするもの、納税者であるべてぃに何の相談もなく買っちゃったの???」とちょっと驚いたことはあります。ま、べてぃに相談あるはずないんですけどね。はは。
国民投票制度などなく、代議士先生に全部おまかせの今の制度では、目の飛び出るような高額なものも一納税者なんか全く知らぬところで買っちゃってるんだ~、それも軍備についてはかなりぼったくられてるらしいよ、と問題に感じたわけです。

被災地で活動していた50代自衛官が殉職。病死とのことで、死因は明示されていませんが、半月に渡る救援活動が全く関係ないとは思えません。辛い。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。
きっと他の隊員たちも疲れ果てているはずです。本当に頭が下がります。

昨日あるテレビの番組で自衛隊OBが自衛隊が普段からどの程度の事態を想定して計画を練り、訓練を重ねているかについて解説していました。実は来る来ると言われている東海、東南海、南海地震の同時発生という最悪の事態など、日本全土で発生しうるあらゆる事態を想定してプランを練り、訓練を重ねているのだそうです。
だからこそ今回の件でもあれだけすばやく現地に入り、活動を始めることができた。
東北の地震も勿論想定はしていたものの、流石に今回の規模は余りに大きい。そして東松山基地の水没という事態は流石に想定外だったのでは。でも元になるプランがあって、訓練もしていたからこそ規模が拡大しても、もたもたせずに活動ができているのだと思います。
前にも書きましたが、東電は電力が足りなくなるという想定で計画停電のプランを考えたこと、全くなかったんでしょうか?そうとしか思えません。今回ほどの規模の地震が起こると想定するのは無理だったにしても、原因は何にせよ、大幅な電力不足に陥るという想定で、最悪の場合どういう対策でのりきるかというプランを持っていなかったなんて、信じられません。
自衛隊と東電、対照的。

自衛隊は軍隊なのか軍隊じゃないのか?軍隊なら憲法違反だ、などという点がクローズアップされて、存在についてとやかく言われるわけですが、国を外敵から守るための存在である以上に災害時に国民を救う存在としての位置づけは大きい。我々国民はそのことをあまり意識して来なかったような気がします。でももし今自衛隊がなかったら、どうなっていたことか。色々言われながらも黙々と訓練を積んでこられた人たちに感謝です。

日本人は頭だけで生きてきて、体使って生きることを軽視し過ぎてきた。
自衛隊の人があれだけ働けるのは頭と体とそして心、すべてを統合して仕事をする土壌があるからではないかと思います。
べてぃはここしばらくこのブログでも日本のリーダーは一体どうなっているのか?全然ダメじゃん!という本音を書いてきました。国を率いるリーダーに必須の能力は何なのかは難しいところですが、今回の件を通して見えてきたのは、もしかすると自衛隊には「人物」がいるのかもということ。人間、頭ばっかでかくなっちゃうとろくなことない。体も心も健全で、強い意志と志を持つ人物...それこそがリーダーの根幹。自衛隊の幹部にはその基本があるように見えてなりません。何故政治家にそれがなくて、過去長いこと端っこに追いやられたような自衛隊にそれがあるのか。うむむ。
もしかするとべてぃは単純にマスコミにのせられて事実誤認している大馬鹿もんかもわかりませんけど...。

実はべてぃは阪神大震災の2日前に神戸にいました。何故なら、その当時担当していた仕事の新しい事業所を神戸に出す予定でしばらく神戸に住む予定だったから。
既にスタッフの採用は終了し、後はオープンを待つだけという状態であの災害。
事後処理は色々ありましたが、そんな中で一つ鮮明に記憶に残っているのは、採用したまましばらく待ってもらったスタッフの一人の話。彼女の旦那さんはアウトドアの遊びが大好きで、老後は子供たちを集めてキャンプを通して色んな生きる知恵を教える学校をつくること。
その旦那さまは神戸の震災が起こった日の夕方には早々と近所の小学校の校庭でドラム缶風呂を沸かし、近所の人達をお風呂に入れていたとか。いつもは何だかなぁ~、遊んでないでもっと稼いで来てよ~と思って見ていた旦那さんが、えらく輝いて見えた日だったという話です。人間、いざとなった時に本性やら本当の力が見える。
その後べてぃは異動を繰り返して、会社もやめちゃったので彼女とは縁も途絶えてしまいました。でもきっとその旦那さんと彼女のことだから、今も生きる力満載で楽しくやっていらっしゃるに違いないと、時々思い出します。

写真は沈丁花(じんちょうげ)。赤花です。近くに寄ってみるとこんな感じに小さい花がぎゅっと固まって丸い形になっています。紫陽花みたいに。花弁の端っこが淡いピンクに染まって美しい。お散歩しているとあちこちでほんわり香る甘い香りの主です。
2011/04/02(Sat) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
開花宣言
桜開花
岡山でも昨日、後楽園の標準木に6輪が開花、開花宣言がありました。
気象庁の人がてくてく木に歩いて行って「ああ、咲いてます。1,2...6輪ぐらい咲いてますねぇ。開花としましょう。」と青空のもとで開花判断している映像。開花宣言ってそうやって人の目で判断してるんですね。世の中緊迫する最中、暢気な様子を見てちょっと和みました。

写真は西川の桜。おとといは探しまわっても咲いている花はなかったのに、昨日の暖かさで一気に開花。さすがクローン。ソメイヨシノはそれが美しい。一斉に咲くからこその豪華さ、そして一世に散るからこその潔さ。べてぃは満開をちょっと過ぎて桜吹雪となって去り行く桜が好きです。その時期に東京の家の近くの川沿いにおにぎり持って行き、桜吹雪の中で食べるのが恒例。その川にはベンチが少ないけど、西川はベンチが沢山。これからは毎日外でランチにしましょう。

こちらに来てから、昔の同僚や先輩と次々にお会いしています。もう10年以上もお会いしたことない懐かしいお顔も。でも長い時間を越えての再会でも全く変わらぬ人ばかり。温かく迎えていただき、やはり岡山に来たのは良かったです。
お会いした方の一人の話では、ランチの約束が次々にキャンセルになっているとか。主婦の方々の友達づきあいはやはりランチ。震災とは全く関係ない岡山でもやはり自粛ムードがそういう所にまで及んでいるようです。

またJR在来線は中国地方全域で間引き運転中。電車を走らせるのに不可欠な部品を作っている工場が東北にあり、今回の件で部品の入手ができなくなったため、間引き運転することで部品の摩耗を防ぎ、少しでも延命しようという試みのようです。今のところは通勤ラッシュ時は間引き運転せずに済んでいるようですが、今後は時間を限らず実施せざるを得なくなる可能性もあるとのこと。
リスク分散のために一つのものに頼らないのは重要だなぁと思います。阪神大震災の時にガスは復旧は遅れたけど電気は結構早かった。それを宣伝文句として電力会社はオール電化を推進して来たので、家のすべてが電気でというお宅も多くなっています。電気、ガス両方備えるよりもコスト面でも安いし、確か火災保険の掛け金もオール電化の方が安かったはず。火を使わない分、火災の可能性が低いと想定されてのことでしょう。
でもこんなことが起こると、もし家を建てることがあればオール電化は避けた方が良いなぁと思いました。

お城昨日は岡山城の下までお散歩。10数年ぶりに見るお城は美しく、青空に映えていました。見とれていると、あれ、こんなものが。「河口から9キロ」と書いた看板。新幹線の中で見た「原子力発電を推進する○○電力」という電光掲示板CMと同じく、震災前ならきっと気にもとめなかったはずのもの。そうかぁ。お城があるのは河口から9キロなんだ。岡山市は瀬戸内海に面していますが、市の中心部は旧城下町で、海からは随分離れたところにあるという認識です。
でも今回の震災の津波は北上川を17キロ遡ったとのこと。
そんな数字が頭にあるので、そうかぁ、海から9キロしか離れてないんだ~と思いました。岡山城の脇を流れる朝日川はものすごく幅のある立派な川。この川幅を津波が登ってくる様子なんて、ちょっと想像できません。でも北上川も大きな川なのに、実際にそんなことが起こったんですよね。自然の力はものすごい。
2011/04/01(Fri) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
防災グッズその3:寝袋&NASA開発保温シート
ねぶくろ
持ってきたものシリーズの3つめは寝袋とNASA開発の保温シート。

寝袋は新潟中越地震の避難所の映像を見て、冷え症べてぃが万が一避難所暮らしをしなきゃいけなくなった場合、毛布で暮らすのは無理だ...と思ったので購入。以来、冬は避難用バックパックにくくりつけ、夏は別管理を繰り返してきました。袋から出したこともなかった。キャンプに行くこともないので、実は寝袋って使ったことないんです。
しかし今回持ってきて、仮住まいで、寝袋、活躍中。その実力がわかりました。
今も下半身みの虫状態で書いてます。温かいよ~。
難所の様子を見ると、皆さん毛布にくるまってる。毛布だけで寒い東北の冬に体育館で眠るのは相当辛いはずです。価格のことを考えると毛布は安いし、いざとなったら二人で一緒にくるまることもできるからどうしても毛布に軍配が上がるのかもわかりません。でも毛布を一人何枚も使う必要があることを考えると、寝袋なら一人一つ。べてぃは通販で安いものを購入。数千円だったはず。高級品じゃなくても相当温かいです。
自治体はまさかの備えとして寝袋を持つことはできないのでしょうか。

NASA開発保温シートは最近は千円切る値段で売ってるから、持っていらっしゃる人も多いのでは。べてぃは随分前に買って、ずっと海外旅行に行く時のグッズの一つとしていました。ヨーロッパは夏でも涼しいし、アジアではクーラーききすぎで激寒のことが多いから、寝るときに上掛けの上に広げて使います。
一昨年かな、トヨタカップでロナウジーニョのスーパープレーを見に行った夜に、一緒に行ったお友達と二人でこれにくるまりました。お友達はこのシート、持ってはいるけど使ったことはないとのことで「こんなに温かいんだ~」と驚いてました。寝袋とは比較にならないけど、ペラペラに薄くて畳めば超コンパクトで軽いのに保温力があるのがすばらしい。

東電社長、緊急入院。このまま退職しちゃうんでしょうね。
きっと巨額の退職金貰って。
このまま行くと恐らく東電は国有化。国有化しても組織を動かすには経営陣が必要。気がついたら今の経営陣がしら~っとした顔して経営陣に顔を連ねているんじゃないか...。天下り根絶を叫んでいた民主党が起用した日本郵便トップは官僚の中の官僚だったように。

2011/03/31(Thu) | 東日本大震災  | トラックバック(1) | コメント(2) | page top↑
仏の助け
花桃

キングカズ...最初にこの呼び名を聞いた時、キング?またまた~と、ちょっと思いましたた。そしてその時代をさかのぼったような、襟たてトレンチ&帽子は、も、もしかするとボギー気取ってる?と思いもしました。
ごめんなさい、キングカズ。
44歳であの動きができるというだけでスゴイのに、ここぞという所で人の予想を越える結果を出せる力。運もあるんでしょうが強運も一つの能力だもん。気迫が運と結果を呼び寄せてる感じ。
菅さん、見てた?
見てないか。それどころじゃないよね。

国会では菅さんが原発視察にいったせいで初動が遅れたことの追及で随分時間をつかっている様子。またまたバーチャル対戦ゲームに突入?今はそんなことに使ってる時間はないだろう!と思うのはべてぃだけなんでしょうか。もしそれが重大な問題だったとしても、そんな責任追及は問題が一段落ついてからで宜しい。民主党もひどいけど、野党もひどい。
テレビ番組のキャスターは自分で現地に足を運ぶと、たまらず涙してしまう人が多い。画像で見るのと実際に現地に行くのは被害のひどさを感じる度合いが全然違うんだと思います。だったら、小さいバンか何かに各党の党首を皆一緒に詰め込んで被災地に連行。現地で被災者に色んな訴えをしてもらったら良いのではないでしょうか?黒塗りの運転手つきのお車なんかじゃダメ。ただ今政治家のトップファッションらしい防災服着て、みんな狭い車でギューギューして避難所の人たちの環境をちょっとでも感じながら移動。食糧は水とカンパン。寝るのは体育館で毛布。
流石にとぼけた大先生方も目が覚めるんじゃないかな。どうでしょう。

地元新聞に「岡山でも放射性ヨウ素検出。」という記事がありました。一旦上昇気流にのって上空に行くとあとはジェット気流?にのって相当遠隔地まで届くということだよね。香港でも検出されてるらしいし。恐ろしい。
原発の状況はどんどん悪化していると思わざるを得ません。
やっとフランスのアレバの人が支援のために来日。ありがとう。びしっと解決につながる対策を出して欲しいです。
新聞やネットの文字情報でこのニュースでは「仏の支援」と表現。一瞬「え、仏さまのおたすけ??」と思ってしまう仏像彫刻修行中のべてぃでした。
今この時、鎮魂の願いを込めて仏像を彫ることはべてぃにできる数少ないことなのに、あまりにあわてて旅立ってしまったために、すっかり彫刻道具忘れて来ました。まぬけです。東京に帰ったら気持ちを込めて彫りましょう。

NHKの朝の連続ドラマ「てっぱん」は今週で終了。
え、それはいったい...と思う大胆な展開のストーリーではありましたが、べてぃは二人の役者さんに注目していたので、毎日見てました。
一人はお兄ちゃん。トルソーのバランスが運慶仏。こんな人は滅多にいない。そしてふっくらした輪郭にちょっと尖った上唇も仏像的。
そしてもう一人は駅伝、滝沢くん。絶妙なラインを描くくっきり一重の目の形。まさに美形仏像の目。
仏像彫刻で一番難しいのは目。目の出来ですべてがきまると言っても過言ではないくらい重要。べてぃは仏像彫るようになってから、人の目を観察するようになりました。でも一重まぶたの人って少ないんですよね。出会うと「半眼になってください」と心でお願いするけど、べてぃの身長では人を上から見下ろすことはないから、半眼一重を見ることはない。その点、テレビは色んな角度から目を見せてくれるので、ほほぉ~この角度から見るとこういう感じなのね、と、15分の番組でも結構発見が多い。
今彫っている如来の目は滝沢くんの目にしようと決めて彫ってます。
ま、決めたからそのイメージ通りにできるはずもないんですけどね。難しいんです、目。

早くお家に帰って如来に滝沢くんの目を彫りたい。
でもいつ帰れるのか...。

写真は花桃。
鑑賞用の桃です。実はつきません。駅からすぐ近く、柳川交差点のマンション前に植えられた巨木。ただ今満開。風に揺れてあまりに可憐で美しい姿にしばし立ちつくしました。





2011/03/30(Wed) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
伝える力
桜ふくらむ
靖国神社の桜開花宣言。あれ?岡山より東京の方が桜は早いんだ...ヒートアイランド現象の証かな。毎日ローカルニュースの天気予報で岡山の桜の名所の開花状況が表示されるけど、まだどこも蕾とのこと。でも昨日の散歩の途中に半分開いた花発見。あと少し。

先ほどの官房長官会見後の、にこにこ動画の記者からの質問「総理の姿が見えないと国民は不安になるけど、どうなってるの?」そのとおり!あ、勿論こんなため口じゃありませんでしたよ、念のため。

先日の菅さんの会見。
べてぃは中途入社の社員で、始業式に初出社。社長のお話を聞こうとすわっていると、まずはだらだらと覇気なくしゃべる総務課長らしきおじさんからの業務連絡から始まった。おかしいなぁ、次は社長のお話かなぁ?と期待して待ってると、次はなくて終了。
実は総務課長の業務連絡だと思ったのが社長の方針演説だったらしい...。
もう一度転職しようかと頭をよぎる....そんなことを想像しちゃいました。

何故菅さんは国民を鼓舞するような言葉を我々に向けて発信しないのか?不思議でなりません。
スピーチライターはつかず、自分で原稿書いてるの?
内容は置いておいても、今この時に何故あれほど気迫を感じない語り方をすることができるの?

今べてぃは菅さんには「大丈夫だ!国が国民を守るから皆一緒に頑張ろう!協力してくれ!」と、気迫を込めて言って欲しい。それだけです。細かい実務は現場にまかせれば良いというか、これだけの規模のことだから信じてまかせるしかない。でもまかせっきりではバラバラだから、要になる総理は求心力を持たねば。求心力の源泉の根幹は気迫ではないか?

震災前の菅さんはお腹痛くなっちゃう前の安部さんと同じ目になってきたなぁと心配していました。この国難にぶつかって、一気にアドレナリン放出、鬼気迫るリーダーに変身するか?と半分期待、半分お願いの気分だったんだけど(だってこの国には他にリーダーはいないので)見事撃沈。

ただ今春の高校野球が行われています。昨日の東北高校は残念。でもよく頑張った。
べてぃは開会式の選手宣誓に感動しました。
彼の言葉にはテレビ画面を通してでも人の心を震わせる、「伝える力」があった。
菅さんと正反対。
「伝える力」というものについて考えさせられます。

伝える力についてもう一つ思い当たるのは、毎日「岡本のぶと?」と思ってしまう原子力安全保安院の人。きっと本人は物凄く真摯な姿勢で会見しているつもりなのでしょうが、何故かどこかで一瞬「もしかするとうすら笑いしてる?」という顔に見えるのは、顔のつくりのせいなんでしょうか。ま、陰気を絵にかいたような暗い人があの深刻な情報を伝えるのもちょっとどうかとも思うので、あまり悪くは言えないけど。

それでも最近まだまともになっていて、最初の頃の原子力安全保安院の会見はあまりにひどかった。べてぃが「こりゃダメだ」と判断して東京を離れようと思ったきっかけになったのは彼らの会見でした。
岡本のぶとじゃない人が説明してたんだけど、いつまでたっても延々と配布資料の不備について説明。会見の9割は確かホチキス止めができてないとか何とか、無意味なことをだらだらしゃべってた。何のための会見だったんだっけ?テレビのスタジオで並んでいたアナウンサーもコメンテーターも、会見後一瞬無言。やっと口にしたのが「...あまりにひどい」でした。
中枢に近いところで情報管理している専門家がこんな体たらくでは、正しい判断なんでできないと思いました。
彼らはずっとああいう緊張感のないお役所仕事的なやり方で仕事して来たんでしょうね。
人は経験の中で磨かれる。
きっと立派な大学出たエリートのはずだけど。
残念ながら、菅さんにも原子力安全保安院にも全く「伝える力」を感じません。

今回の件で直接の影響を受けていない西日本でも消費は沈滞。遊びに行くのはひんしゅくかいそうな雰囲気があるからでしょう。でもこのまま国全体が縮こまってしまってはそれでなくても悪かった景気が益々悪くなる。個人消費が冷え込むと企業業績も悪くなり、雇用も悪化、税収も落ちると悪いサイクルに入ります。
直接影響を受けなかった地域の人は遊びに行って、沢山お金遣いましょうよ。それが経済のサイクルを回し、税収を増やし、復興資金にもつながる。
菅さんにはそういうことも言葉にして国民に訴えかけて欲しい。そう思います。
2011/03/29(Tue) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
自分の腹が痛まないから?
桜
西川

岡山は日本一晴天率の高い県。今日も晴天。
昔べてぃが住んでいた頃とは街は様変わりしていています。岡山駅すぐ近くを流れる西川は川沿いが緑道公園として整備され、豊かな水をたたえる川と緑に囲まれたベンチが並ぶ憩いの場所になっていました。朝夕犬の散歩をする人や放課後の高校生カップルが楽しそうに会話する姿が見られます。べてぃも毎日お散歩。春の気配を捜すことでちょっと癒される。
写真は既に満開の桜。山桜でしょうか?品種は不明。
そして緑道公園はこんな感じで延々つづきます。ちょっとヨーロッパ風。駅からすぐそばにこの環境。豊かです。

そして今朝べての身近で驚くことがありました。
実は今いるウィークリーマンションは環境的には静かなんだけど、昼夜問わずエアコンの室外機の音が聞こえます。昼間は気にならなくても夜はかなり気になる。音源は確実にお隣の部屋のベランダ。ここに来て既に11日間毎日。普通の人は昼間は出かけてるのに、何故?と疑問だらけで、とうとう今朝、フロントの人に確認しました。答えは「お隣の部屋の人は出かける時もエアコンも電燈もすべてつけたままにされています」とのことでした。
え~、そんな。昼間は無人の部屋で電燈もエアコンもつけて電気使ってるってこと??

電気水道料金は部屋代に含まれています。だからって、外出する時もエアコン、電燈つけっ放しなんて...自分の常識の枠組みでは理解できない話なので一瞬言葉に詰まってしまったべてぃでした。
このウィークリーマンションは週に一度部屋に入って、お掃除とタオル換えをしてくれます。また宅配便などが来ると部屋に入れておいてくれる。
要するにそういうタイミングで部屋の様子をチェックするシステムになっているのだと思います。
べてぃはお掃除も洗濯も自分でやるから部屋に入ってくれない方が良いのですが、ま、仕方ないですね。長期滞在が多いから、使用状況をチェックできるシステムがないと部屋ぐちゃぐちゃにされたり、犯罪の温床にすらなりかねないもんね。(ウィークリーマンションに住むのは初めてなので、他がどうなっているのかは不明。)
そんなシステムなのでお隣がずっと電気使い放題だというのをフロントの人は知っていたわけです。
お客様なので注意するのも難しいんだと思います。

ひぇ。
同じ金額払うならできるだけ沢山電気つかわないと損!とでも思ってるの??
もしかすると使い放題だからお水も出しっぱなしにしてたりしないよね?
あ、夜帰って来た時に明るく暖かい部屋にしておきたいってこと?でも自分の家ならやらないよね。

岡山の電気だって原発があってこそ不自由なく使えています。それにあの被災された人たちの過酷な生活環境を知らないはずはないのに..。自分の無駄遣いのことで心が痛んだりしないんだろうか。心は痛んでも自分の生活は別と思っているんだろうか。震災を別にしてもこれだけ地球温暖化防止のための節電は誰しも気にしていることだと思っていたに...。そうじゃない人もいたんですね。
一度お顔を拝見したいけど、毎日ドアの前で張っているわけにもいかない。
日本人、どっかおかしいよ...と思わざるを得ない体験でした。
2011/03/28(Mon) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
防災グッズその2:浄水ストロー
ストロー
防災グッズその2は浄水ストロー。

全長15センチほど。のみ口は太いストローぐらいですが、下部は浄水フィルターが入っているので直径3センチ。下部を水につけて吸うと、大腸菌なども除去されたきれいな水が飲めるというものです。
説明書きには「川、プール、お風呂の残り水、外国の生水も飲めます」とあります。
これ一本で200ccのコップ×600杯の浄水可能。
実際に使ったことはないので、本当に浄水能力があるのかは未知。どこかの国の製品なら信じないけど、日本製なので、全くのウソでもないでしょう。いざとなったら近くの川に行くつもりで通販で購入。

都市機能が失われた場合に困るのは
1.水
2.食糧
3.トイレなどの衛生問題
4.寒さ
などなど山ほど。中でも最大の問題は水のはず。食糧はなくても数日は大丈夫だけど水はそういうわけにはいかない。なのでべてぃの家にはペットボトル5箱を常備しています。古いものから使って行って買いたす。
でも水って重いんですよね。非常持ち出し袋にも入れてはいるけど、沢山は無理。なので何か良いものはないかと捜していて、数年前に見つけて通販で購入したものです。

阪神大震災の時にあのスピードで様々な物資が届けられたのは東京が無傷だったから。万が一、東京が被災した場合は政府も企業も中枢機能を失い、情報伝達ツールも破壊され、意思決定は遅れる。また被災人数が余りにも膨大な数であるため、隅々まで物資が行き渡るには相当の日数がかかるのではないか。そういう想定で、物資が来るまでは自力で生活できるだけの備えをしておかねば...1995年、テレビの映像に釘づけになりながら、そんなことを思いました。

東京一極集中の問題は大きい。そろそろ被災地の復興が話題に上るようになりましたが、加えてこの東京一極集中の危険さや原発を今後どうするのか、などなど、全部トータルで今後の国の形を描く必要があると思います。起きてしまったことは元には戻らない。だったらこれを機会により良い明日が開けるように知恵を絞らねば。でもそんな話、政府からは全く聞こえて来ません。
それどころか被災地復興についても、もしかするとまたまた巨額のお金使って無駄な箱ものつくっちゃったりするんじゃないの??と危惧する一国民がここにいます。

武蔵野市の議員(元菅さんの秘書)が「武蔵野市が停電エリアにならなかったのは、私が尽力した結果です」と広報してひんしゅくを買い、陳謝。きっと市民は自分の家を停電から救ってくれてありがとう!と次の選挙で自分に一票投じるに違いないと思ったんでしょう。市民を愚弄しています。
アホとしか思えない。

お口直しに岡山の花を。
岡山と言えば桃太郎。桃の花があちこちに咲いて風に揺れています。
その姿を見るとちょっと癒されます。
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2011/03/27(Sun) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
# 防災グッズ1:手回し発電ラジオ&ライト
手まわしラジオ

べてぃは岡山に来る時に色んな防災グッズを持ってきました。
あの大震災が関東直下型地震とか、東海地震とかを引き起こして、途中で被災しちゃったら...とおびえていたので。べてぃが移動した翌日に、富士山付近で震度6(?)の地震があったり、余震も続いているけど、今のところは大災害は起きていません。杞憂だったようで本当に良かった。
写真は持ってきたものの一つです。

テレビを見ていたら、「懐中電灯を買いに行ったら売り切れだった」と言われている東京在住の年配のご婦人。
え、家に懐中電灯ないの??とびっくり。
べてぃは中国地方の生まれ。
中国地方は地震は少ないけど、毎年のように台風が来ます。
そう。べてぃは大人になるまで地震というものを体験したことがありません。
だから余計に地震が怖い。

地震はいつ来るか不明。その点台風は夏から秋にかけて毎年のもの。来る回数も多いから、迎え撃つ側も準備ができています。台風中継の映像は必ず海辺で吹き飛ばされそうなレポーターが出てくるけど、べてぃが育った山の方でも結構な被害が出ることが。今は送電網も改良されているから、あまりないのかもわかりませんが、べてぃが子供の時は「台風=停電」でした。
だから家に懐中電灯とロウソク+マッチを常備していない家はあり得ないのです。
雨戸を全部閉じて、大きな台風のようだとその上に板打ち付けたり補強もして、電燈つけて家にこもる。そしてその内、電燈が消えると、あ~あ、今回も停電だとロウソクつける。
今は雨戸なしのアルミサッシの家が多いし、停電の頻度も減ってるはずだから、台風の日の風景は様変わりしてると思うけど、懐中電灯のない家はないんじゃないかな...。

そんな環境で育ったので、べてぃは大学進学で一人暮らし始めた時点からMY懐中電灯持っています。
そして「おお、これは画期的!」と思う防災グッズを見つけるとそのたびに買ってきたので、べてぃの家には4つの懐中電灯があります。
できることなら懐中電灯ない人に提供したい。

最新鋭グッズがこれ。
手まわし発電式なので電池不要。左につきだしているのが充電ハンドル。使わないときは本体に埋め込んで卵型になります。
ラジオ、懐中電灯(左に見える丸いガラス部分)、サイレン、そして携帯充電の一台4役の優れ物。
ライトはLEDでかなり明るい。
サイレンは瓦礫の下に閉じ込められた場合に居場所を知らせるためのもの。びっくりするほど大きな音が出ます。
そして携帯が充電できるのはありがたい。
右下に見える黒いケーブルを携帯に接続します。接続口は3種類。各種携帯に対応。

岡山に来て、昔の職場の先輩とお会いしました。先輩の旦那様は畑仕事の友として充電式ラジオを愛用されているとか。電源がない畑で使うにはぴったりですよね。電池切れもないし。
それにこういうものは仕舞っておいたのではいざという時役に立たないこともあるから、毎日自分の近くに置いて愛用するのは正しい使い方ですね。見習おう。

これの一つ前に買ったのは振って充電する充電式懐中電灯と手まわし充電式ラジオ。
どちらも今も充分に使えるし、二つ合わせたらもしもの備えにはなるのだけど、最新鋭のこの道具の素晴らしいところは「携帯充電機能」。前の二つにはそれは備わってないので、ちょっと勿体ないなぁと思いつつも購入しました。
サイズはべてぃの掌にのる小型。
優れ物です。





2011/03/26(Sat) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
選挙について思うこと
植物たちはただ今こんな感じです。
水栽培6日目の小ネギはこんなに青々と成長。毎日ぐいぐい育つので、観察が楽しい。

ねぎ
ねぎ

岡山でもポスター掲示板が設置され、統一地方選モードに入りました。
東京都知事選は最後の最後に東国原元宮崎県知事が出馬表明して候補者出そろった様子。
大津波を「天罰」と言った石原都知事も出馬。

しんたろー、出ないんじゃなかったっけ?流石、後だしじゃんけんの帝王。松沢さん、本当は怒ってるよね。でも相手がしんたろーじゃ文句も言えないって感じなのかなぁ。
自分がやらなきゃ誰にできる?俺さまほど優秀な知事はいない...と思っているのでしょうね、きっと。
昨日テレビで見た映像では、持病のドライアイはどんどんひどくなってるらしく、ずっと超特急で目ぱちぱち。見ているこちらも思わず真似しないでいられない強烈な瞬き。目開いてる時間より閉じてる時間の方が長いんじゃないか??見えてないよ、物理的にもそして本質も。
な~んて、しんたろーファンがいらしたらごめんなさい。

そういえばドクター中松が前回選挙で約束した「テポドンが日本に来るのを阻止する装置を発明する」はどうなったんだろう?知事なんてやるよりそっちやってくれた方がよほど貢献度高いんだけど。
「みんな自分にできることで貢献しようよ!」というのが今、日本の合言葉なのに。
そんな装置が発明できるのなら、今は西日本の余剰電力を送電中のロスなく東に送れる、画期的な超格安変電装置を発明して貰いたいなぁ。出来たら国民栄誉賞ものだ。フロッピーディスク開発したんだから、テポドン阻止よりそちらの方が近い分野のように思えるし、政治よりも随分近いに違いない。
テポドンと言えば、北朝鮮赤十字から、日本に義援金が贈られるらしい。ものすごく驚きました。
この混乱に乗じてまたまた脅しをかけてくるんじゃないのか?とちょっと心配していたので。
ちょこっと見方が変わりました。まんまと策にはまっているのかもわからないけど。

選挙のたびに唖然とするのは「テレビに出ていさえすれば当選するの??」と思うしかない結果。
さくらパパは議員として何かやってるんだろうか?おおにたあつしはプロレスに戻ったんだっけ?やわらちゃんは?...と次々に名前が浮かぶ。(比例ではあっても彼らの存在が票数稼ぎにはつながっているはず)そそのかされて選挙出て当選はしたものの「私には無理です」とやめた美男のおすもうさん、誰だっけ?大橋巨泉、田嶋陽子は「回りがバカばっかで、やりたいことができないから」とか言ってすぐにやめちゃったなぁ。そんなの議員になるまで気づかなかったんだろうか....。

勿論、実績を残し、汚職もせず(少なくともべてぃが知っている限り)立派な議員として働いた人もいます。今回は地方選なので、いわゆるタレント議員候補は少ないと思うけど、地方選となると投票する側としては国政選挙よりも圧倒的に情報が少なく、投票は難しい。でもちゃんと見極めて投票しなきゃ。
あ、そんなこと言いつつ、べてぃは岡山にいたんじゃ投票に行けない...。こんなこと偉そうに書ける立場じゃないです。すみません。
でも書きます。今べてぃに出来るのは、こうやって社会の制度や政治家の行動などに関して物申し、心ある人たちに訴えることぐらいだから。小さな草の根運動。国は一人一人の集合体だから、10人だろうと100人だろうと相手にして訴えることには意味があるんじゃないか?...そう思うので。

今回の被災地の様子を見ていて思ったことの一つは、自治体の長になるということは万が一、こんな事態に陥った場合も自分の自治体を率いて行かねばならないのである。立候補する人はその覚悟があって出ているのか?ということ。
平時に行政手腕を問われるのは勿論だけど、いざとなった時に自分を捨てて、その自治体の住民のために働くことができるのか?役場の職員も多くは津波で死亡、住民の相当数が未だ安否不明、町は壊滅状態というような自治体も現実に発生。その長はこんな悲惨な中でも「じゃ、僕やめます」というわけにはいかない。最後まで長としての職務を全うするしかない。
統一地方選で長になろうとして立候補している人たちにはその覚悟があるのか?
議員も勿論同じです。

そしてしつこいようだけど、選ぶのは我々国民。
テレビで見た顔に投票しちゃうのはもうやめましょうよ...。
それと実績もないのに同じ人に投票し続けるのも。

昔、父親の地盤を継いだ息子が立候補するにあたって名前を父親の名前に変えた人がいるとか。
その地域では何十年もずっと父親が議員として選ばれて来たので、お年寄りは無条件に父親の氏名を記入しちゃう。だから息子は自分の名前のままだと票が減るかもと、名前を変えて見事当選。
世襲の極み。名前まで。歌舞伎役者も真っ青だ。
もしかするとあかの他人でもその名前にしちゃえば当選できたのかもね。
冗談じゃなくて、本当の話らしいです。驚きました。





2011/03/25(Fri) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
地震よけのお守り?
トルコ鉢
地震後のべてぃの部屋の写真です。
ペーパーバックを積み重ねた上に板を載せて棚として使っていました。
畑関係の本や旅の思い出の品などを飾っていた一角。写真たてなどは倒れたもののガラスもわれずに無事。
注目は青い鉢。
土俵際ぎりぎり片足で踏ん張った状態。棚の端っこすれすれで接点もほんの一点のみ。
上から落ちてきた本の思みで絶妙のバランスを得てこんな格好で留まっていました。
お見事!
一瞬我が目を疑った。そして思わず写真撮っちゃいました。
床から1メートル以上ある場所に留まっていたので、もしちょっとバランス崩れてたら床に落ちて割れていたはず。

実はこの鉢、前にこのブログでも書いたことがあるトルコ大地震からギリギリ生還した旅で、確か地震発生の前日に購入したもの。
パッケージツアーではお決まりの土産物屋や各地特産品の工場などに連れて行かれる。
その一つで行ったトルコ焼き(じゃないかな...すみません。名前忘れました。)の工房で購入したもの。
絵柄も随分雑で稚拙なのに、有名な大作家の作品とのことでえら~く高額。
有名作家のものだというのはきっとウソだなぁ...と思いつつも、このコバルトブルーの色が気に行ったので、楽しかったトルコの旅の思い出として、そして決して豊かではないトルコの人たちにちょっと上乗せしてお金払うのもまぁ良いかと買ったものです。

その直後にべてぃと一緒に地震に遭遇。
そして今回はこんな恰好で地震を耐えたこの鉢。
お守りとして大切にしなきゃ。

とうとう東京の水道水からも放射性ヨウ素が検出されました。
乳児だけは飲ませるなと言われても、幼児は大丈夫なのか?大人だってと不安がつのるのは当然です。
原因不明の煙が上がったりして作業は中断を繰り返し、綱渡り状態で、解決のめどは未だたたず。
祈るしかありません。
昨日公開された、ハイパーレスキュー隊の消防士さんが放射線量を測りながら暗闇の中で作業される緊迫映像は恐かったです。見えない敵ほど恐いものはない。ものすごい危険な仕事を命張ってやってくださっている。頭が下がります。
考えたくはないですが、万が一のことがあった場合の補償はどうなっているんだろう?と現実的なことが頭の隅に浮かびます。そんなこと絶対に起きて欲しくはありませんが、万が一このミッションのせいで体に異変をきたすようなことがあったりしたら、一生国が面倒みてあげるべきだと思います。

国会議員の大先生方は一般国民とはケタ外れの額の年金、そういう人に譲ってみたらどうでしょう?彼らは大先生方よりも何倍も国のために貢献しているんだから。また一期やるごとに巨額の退職金を受け取る知事さん達。何期も連続してる人はどれだけ退職金貰っているんだか...退職金、寄付してみましょうよ。ね。




2011/03/24(Thu) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
命をはぐくむ
ネギ栽培

80歳のおばあちゃんとその孫が9日間、瓦礫の下で乏しい水や食べ物を分け合いながら耐え抜いて生還。
奇跡のような話です。本当に良かった。
うちだけこんなに幸せで他の人に申し訳ないと言いつつも、「無口な息子ですが、前から大したヤツだなと思っていました。それを証明してみせてくれました。」とちょっと照れた顔で語るお父さんにジーンとしたべてぃです。

あの日から今日で11日。
甚大な被害の様子は変わりませんが、そんな中にもたくましく生きる人々の営み、新たな生命の誕生のニュースなどが伝わってくるようになりました。
ある産婦人科医院では震災当時、入院中、通院中の妊婦さん20人近くがいて被災。
震災以降、7つの新しい生命が誕生したとのことでした。

こんな状況下でもお母さんのお腹の中の命は成長を続け、生まれてくる...。
普段なら当たり前のこと。10日で7人生まれましたといわれても「へぇ~、そうですか」で終わりです。

でもあれだけの生命が一瞬にして失われた中の新しい生命の誕生。
それも電気もなく、水道も使えない中で。
お母さん達、よくぞ頑張った!赤ちゃんもよくぞ頑張った!
そしてスタッフの人たち、本当に立派です。
おそらく監視カメラの映像だと思いますが、地震発生でまだ大きく揺れている中、看護婦さんが保育器の中から赤ちゃんを出し、自分の体で覆うように避難する映像が残っていました。そういう動きのお陰でその病院ではけが人はゼロだったとか。
頭が下がります。
経済面ではGDPを中国に抜かれ、その他の面でも様々な問題点が露呈している日本。国トータルで見た場合の力の低下は激しい。でも今回の件で見られた、国民一人一人の自分の職務に対する真摯な姿勢、自分を殺し他者を思いやる温かい心などは世界に誇れるものです。
東京に住んでいるとそういう日本人の良さが感じられないことが余りに多いけど、古来から受け継がれた日本人の良いところは未だ健在であるということを確認できて、べてぃは嬉しいです。

べてぃは大切に育ててきたベランダの鉢植え達を東京に置いてきてしまいました。
畑の野菜は水やりしなくても大丈夫。地中に根を伸ばして水分吸収する力が植物にはあるから。
でもベランダの鉢植えは家飼いのペットと同じで毎日お世話してあげないとほとんどは死んじゃう。
中に何種類か、乾燥にものすごく強い品種の子がいるので、おそらくその子達はべてぃの留守の間も元気にすくすく育っているはず。でもほとんどの子とはさよならです。ごめんなさい。
植物は人間やペットの動物とは違って鳴きもしないし文句も言わない。でもやはり命ある存在です。
そして植物の成長を毎日確認しながら、その成長ぶりの発見を日々楽しんできたべてぃは植物なしに生活するのは難しい。

で、こんなこと始めてみました。
小葱の水栽培。
一袋買ってきた小葱。見ると先っちょカットされてるけど、一応根がついてる...。育つかも。
ネギ類は強い。土を買ってきて植えたら確実に根付くのはわかっているけれど、いつまでここにいるかわからないので、とりあえず食べ終えたプリンのケースで水栽培始めてみました。
ただ今こんな感じ。

始めてからまだ3日だけど、ほ~ら。こんなに育ちました。
カットした切り口から外の皮一枚残して内側がぐい~んと伸びてます。
水栽培始めた時は白い部分だけだったのに、いつの間にか葉緑素も増えて緑の茎が成長中。
植物の生命力はすごい。
小さな存在だけど、着々と命がはぐくまれています。

べてぃの場合、こういうことは日々の中にあったことなので、震災以前の普段の生活では当たり前のことでした。
でもこうやって今見ると、こんな数本の小葱の成長もいとおしい。

生命をはぐくむ喜び。
そんなことを感じました。
2011/03/22(Tue) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
リーダーはいずこ 2
原発への注水活動が続いています。
ヘリからの注水映像を見た時は「パイロットに被爆の危険を背負わせながら、こんな霧吹きみたいなことやってるよりもっと効率の良い方法があるだろう!??」と驚きました。

その後、アームの長い特殊な消防車投入。その成果は大きく、事態は好転しているように見えます。
このミッションに参加した人たちは本当に命がけ。本来なら車外に出なくてもホースを設置できるはずなのに、がれきに邪魔されてそれができず、車外に出て人力での作業で原発のすぐ近くまで徒歩で接近。
結果的には被爆量は健康に被害が出るレベルには至らなかったとのことで、本当に良かったです。

隊長が記者会見で思わず涙ぐんでおられました。ミッション完遂と大切な部下の生命を守る、この相反するかも知れない二つの間でリーダーとしてギリギリの判断を下さねばならない苦しさ。その気持ち、察して余りあります。

東京電力の技術者の皆さんもそう。加えて自衛隊、消防、医療関係者など他地域から職務として被災地に入り、命がけで職務を全うしようとしている人が沢山いらっしゃる。そのことに同じ日本人としてべてぃは深く感動すると共に、何のお役にも立てない自分が悔しい。

と、ここまで書いて、ニュースを確認して仰天しました。
大阪府議会議長が地元での事務所開きで「大阪にとって天の恵みと言うと言葉が悪いが、本当に地震が起こって良かった」と挨拶したらしい。

あり得ない...。人間としておかしいよ、おじさん。
誰か後ろから頭ぶん殴ってやれよ!!
そして、そのおじさんに投票したのは誰??次もその人に投票するつもり??

政治家全員がそうじゃないのかもわからないけれど、一般国民の多くがこれだけ被災地の人に心を寄せて、国民一つになろうとしているのに、政治家だけは別のところにいるような気がします。この議長も要するに自分の利権だけしか考えてないってことですよね。信じられない。

原発冷却の対応について思うのですが、何故、思いつく限りの対策を一気に並行してやらなかったのでしょう?
アームの長い消防車。これから投入されるらしいチェルノブイリ事故の時もコンクリートで原発を封鎖するのに使われたという、50メートルのアームを持ち遠隔操作できる特殊車輛。
どれもきっと現場でそれを使って日々仕事している人は、すぐにピンと来たはずです。
これを使ったら役に立つはずだと。きっと提案もしたはず。
特殊車輛を所有する会社の社長は何日も前から「これが役にたつのでは?」と東電に連絡し続けたのに連絡がつかなかったと言われていました。

原発対策のトップの顔もべてぃには見えて来ません。
トップが強力な求心力を持ち、たずさわっている人の能力を最大限に使って情報収集を行い、「やれることは全部やれ、責任は自分がとる!!」と最初から腹をくくって臨んでいればこんなに小出しに順番に対策を打つような形にはならず、ここまでの状況の悪化もなかったのではないか...そう思えます。

特殊車輛はチェルノブイリで使ったのなら、政府にアドバイスされている原子力関連の先生や、東電の関係者も存在は知っていたはず。
もしかすると東電の中も政治家と同じように派閥争いや責任のなすり合いの方が優先で強力なリーダーシップは存在しない組織なのか?もしくはこの機会にトップを蹴落として自分が上に行こうなんていう勢力争いがあり、情報伝達が阻害されたのか?はたまた何かの力が働いて小出しにせざるを得なかったのか?

計画停電のオペレーションのお粗末な様子を見ると、電力という社会インフラとして最重要なものを生業としている企業でありながら、電力が足りない場合にどう対応するのか、対策案がなかったとしか思えません。企業としての危機管理の甘さは目に余ります。このレベルになると危機管理担当の一部署の問題ではなく、経営の問題。

構成する一人一人は意識も高く、現場には命がけで頑張っている人さえいるのに組織全体となるとがたがた...そんな状態が色んなところに見られます。
日本は制度疲労の塊。リーダー不在。残念です。

と、ここまで書いて、大阪府議会議長の話に余りに気分悪いので散歩へ。
岡山は東京よりも春の訪れがちょっと早い。西川緑道公園の桜の蕾はこんなに膨らんでいました。
春は新しい生命誕生の時。小さい蕾はエネルギーに満ちています。
人間も頑張らねば。

桜





2011/03/21(Mon) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
リーダーはいずこ
菅さんは何してるんだろう....?

ずっと気になってることです。確かこの国のリーダーは菅直人のはず。
震災発生以来、ほとんど姿見えず、存在感が伝わってこない。
一昨日かな?久しぶりに記者会見で姿を見たけど、残念ながら言葉は全く心に響きませんでした。

菅さんだけじゃなくて、他の政治家の存在も感じられない。
この非常時に政治家の皆さんは何をしているのか??不思議です。
もしかすると八面六臂の活躍をしているのかもわからないし、マスコミの問題なのかもわからないけど、べてぃには政治家の存在感が全く伝わってきません。

枝野官房長官の姿だけは毎日目にします。ただし彼は露出が多くても、自分が大きな決断を下す立場にはいないわけで、政府スポークスマンとしての役割を冷静に行おうと頑張っているのが伝わってきます。
枝野さんについてはあの仏像顔(あそこまで仏像的に反り返った福耳の人は滅多にいない)に注目していた存在。当初数日はあのふくふくした仏像顔が別人のようでした。真っ赤になって形すら変形した目や皮膚の感じも全く寝てないのが明白。ああ、大変なんだなぁというのが伝わってきました。
そんな状態でも言葉は明確、論理も崩れていないし曖昧にごまかすこともない。いつもと比較してものすごくゆっくり鮮明に語る口調が崩れることもない。この人は頭良い人なんだなぁと感じます。覚悟もあるように見える。政治家としての力量はそれだけでは測れないけど。

自民党は入閣拒否。
谷垣、石場さんが記者に答えていた拒否理由をまとめると(テレビ報道なので、中途半端にカットされている可能性はありますが)
・あまりに唐突すぎる提案であるから。
・この事態に乗じて自民党を取り込み、民主党の勢力を拡大しようとしている。そんな話にのるわけにはいかん。
この二点に聞こえました。

唖然。
今この非常時に「根回しが足りない」ってこと?
こんな時に勢力拡大を優先して入閣要請なんて戦術を繰り出せるような頭があるのなら、民主党政権はあんな状態にはなってないだろう!
百歩譲って、民主党は意外にずるがしこくてこれをチャンスとして勢力拡大を図っているのだとしましょう。それに乗ったふりして入閣。驚くような成果をあげて「やはり自民党じゃなきゃダメよね」と国民が思うような仕事をしてみせれば良いではないですか。それこそが政治家というものだと思うのですが。

自民党の判断は保身から来るものとしか思えないべてぃです。
これで民主党がぽしゃって自分達の時代が来るとでも思っているのか?
震災前も自民党にはうんざりしていました。
ちょっと前まで政権をになっていたのは自分達だったことをすっかり忘れたのか、すべての悪は民主党だと言わんばかり。「この国をこんなにしちゃったのはあなた達なんだけど」とテレビや新聞に向かってつぶやいていたべてぃです。
ま、谷垣さんが入閣しても力量のなさを露呈するだけのような気もしますが、大連立によって少なくとも意味のない勢力争いで決断が遅れるのは避けることができるはずなのに。

震災前、べてぃの目には政治家はバーチャルな世界にこもって対戦ゲームに興じているように見えていました。
他党をやっつけさえすれば俺の勝ち。
頭にあるのはそれだけ。
国民はリアルの世界に取り残されて茫然。
政治家もリアルの世界のこと気にははなっているのかも知れませんが、そんなこと気にしてるより、目の前の対戦ゲームの方が優先。リアルな世界は勝つ側と負ける側というような単純なものではない。でも政治の世界にいるとそのこと忘れちゃう?
そんな感じ。

当面は起きてしまったことにどう対処するのかで精いっぱい。
でもすぐにこれからどうするかを考えなければ行けない時期が来ます。
こんな時、何より必要なのは「リーダーシップ」だと思います。
被災された方は今は気丈にも協力し、自分を捨てて頑張っておられます。でもいずれ日常生活に戻って行かねばならない。その過程において、すべての人に欲しいもの全部を国や自治体が配ってあげることはできません。
きっと不公平感や不満感、不足感など沢山発生するはず。
それに被災者ではない一般国民も巨額の復興費用をどう賄うのかという問題になった時、増税、国債増発と、全員が負担することになり、必ずしも諸手を挙げて賛成できないことも起こるはずです。

そんな時に「ああ、この人がこう言うなら仕方ない。ここは信じてついて行こう。」と思えるリーダーがいることが物凄く重要だと思います。
人が組織で働く形の一つとして「縁の下の力持ち」というものがあります。
重要な働き方です。もしかすると政治家の皆さんは今、縁の下の力持ちになって頑張っているのかも知れません。

でもね、リーダーは縁の下の力持ちじゃ困るんです。
顔が見える存在じゃなきゃ。
そして下にいる者が心動かされる言葉を持つ存在でなきゃ。
薄っぺらい口先だけの言葉に心が動きはしません。裏にある心や行動が言葉の力となって伝わるからこそ、人は心動かされる。

国家戦略なきままに問題先送りし、制度はちぐはぐさを増し、どう考えても返済できないだろうと思うほどの膨大な借金を積み重ねてきた日本。
この不幸な経験をきっかけにして真のステーツマンが現れ、国民を導いてくれるのか?
でも政治家を選ぶのは国民。政治家がダメなのは国民がダメな証拠。
べてぃはこの事態において、どの政治家がどう動くのか、真のリーダーになりえるのは誰なのか、注視していきたいと思っています。

暗いですね。ごめんなさい。ほんとはこんな記事書くブログじゃなかったのですけど。
最後に花の写真を。
昨日、商店街の募金箱にお金入れたところ「これを持って行ってください」といただいたチューリップです。
嬉しい。生活に花があるのは気分を明るくしてくれます。
仮の住まいなので花瓶なんて勿論ありません。ペットボトルの上部をカットして活けてみました。悪くない。
六畳一間に春の気分。

チューリップ



2011/03/20(Sun) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
新幹線で感じたこと
車窓からの富士山

岡山にくる新幹線の車窓から見た富士山。
いつものように美しく夕焼けに映えていました。何故か斜め上45度ぐらいの角度で影がある。まさか何かの余兆では?とちょっとどきどき。拡大するとこんな感じ。

富士山拡大

富士山の季節もそろそろ終わりだから、今シーズン最後の富士山になるのかも。
早く静岡を走り抜けて欲しいと願いながらも一応写真とってみました。

新幹線の中で気になったのはこの富士山と曲がってしまった東京タワー(新幹線から見える角度では異変は確認できませんでした)そしてガラガラの車内。最後に車内電光掲示板。

東京に留まっている友人達の情報によると、地方に実家のある人は疎開した人も出始めている様子。べてぃと同じ職場の人もしばらく休館ということで、即、家族全員北海道に疎開したとか。小さい子供さんがいる家族なので、心配ですよね。大学の先輩で夫が原子力関連の技師という方がいて、旦那さんは即田舎に帰るようにと東京の大学にいる娘さんを四国に呼び戻したとか。
駐在員妻の友人は15日火曜の夜に「今羽田でキャンセル待ち中。急きょ帰国することにしました。」と日本を旅立って行きました。昨日も外国人駐在員が続々帰国している様子をニュースで見ましたが、日曜夕方の時点では新宿駅でも東京駅でもスーツケース持っているのはべてぃと外国人旅行客ぐらい。新幹線は見事にがらがらでした。

そして車内電光掲示板のこと。
大地震可能性大の東海地区をいつもより早く走り抜けてくれないか...とどきどきしながら、震災関連の情報を手に入れるために車内電光掲示板を凝視していたべてぃ。あるものに仰天しました。

「原子力発電、太陽光発電、風力発電などのクリーンエネルギー発電を推進する ○○電力」
という広告が頻繁に流れる。
ひぇ~、このタイミングでこれは一体....。
電力会社は東電以外も大慌てのはず。広報担当者はきっと問い合わせ対応だけでもパンクしているだろうし、当日からテレビでは一般的な商業広告はほとんど流れなくなったのを見ると急ピッチで色んな対応をされていたのだと思います。
そんな中で新幹線で流れる文字情報広告にまで気が回らなかった。それは仕方ない。
車内の車掌さん達も普通に仕事されてましたが、きっと色々心配ごとはあったはずだから。
・・・と言いつつ仰天したのは事実です。なんと間の悪い。

でもこの車内広告、3月10日に見たのなら全く気にも留めなかったはず。
ああ、そんな時代もあったんだなぁとしみじみ思いました。
一つの大きな事件を境に時間は大きく二つの非連続的なものに分断された。一つの時代が終わって新しい時代に踏み入れたのに、旧時代の遺物が目の前に堂々と胸を張って現れて、そりゃないだろう!?と思う...そんな感じでした。

当たり前ですが、こちらにいると中四国地方の情報に詳しくなります。
山口県で建設中だった原子力発電所工事、凍結のようです。
当然ですよね。
日本の原子力発電所はなんと55基のが稼働中。加えて建設中3、計画中11基だそうです。こんなに沢山あるんだ...と唖然。(数はwikipediaから)正直言って数は知りませんでした。無知です。

原子力発電所は地方にあります。
東京や大阪などの大都市で消費される電力をつくるために、全く関係ない地方に原子力発電所があってそこから送電してもらっている。その事実は知っていましたが、都市で暮らす人間の物質的に豊かな生活はそういう事実の上に成り立っているということを、再確認し、自分の生活を見直さねばと思ったべてぃでした。

時代は変わった。
新しい時代には新しい価値観のもとで前とは違う生活をする。国民皆がその覚悟を固めるべき時だと思います。

2011/03/19(Sat) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
自分にできること
あれから丁度一週間。
この記事を書き始めたところで、まる一週間経過。テレビの被災地ライブ映像と共に黙とうを捧げました。

物凄く長かったような、短かったような。
元々不眠傾向のべてぃはあの日からアドレナリン放出量過多、脳の活性度上がりすぎ状態でほとんど眠れず。
そのせいで活字見てもテレビの映像見てもしっかり頭に入らない状態が長かった。
でもゆうべはちゃんと眠れたので、今日は頭もクリアー。
で、気付いたのですが、一つ前の記事は一日日数を多くカウントしてました。
今日は土曜日だと思い込んでたのに、テレビ見てると何だかおかしい...まだ金曜でした。
ということで、べてぃが岡山に来たのは日曜日。震災の二日後でした。

岡山でも連日、人通りが多い場所には募金を募る人たちが沢山立たれています。
自治体や商工会議所関連の人もいらっしゃれば、お坊さんの集団、超ミニスカート生足の女子大生有志らしき集団(その恰好は目だつことで義援金増を狙っているのか、単に寒いことに気付かなかっただけなのか?風邪ひくこと確実だから、次はもっと厚着してこようよ...)などなど。

またローカルニュースで岡山県庁の呼びかけで衣類、紙おむつなどの衛生用品などを県民から寄付をつのり、県の方でまとめて被災地へ送る活動もしていて、物資の受け付け窓口、仕分けや発送作業はボランティアの方がやっているということを知りました。
そうか!!そういう形でお役にたつという手もあるんだと気付き、早速県庁のホームページチェック。
でも既にボランティアの募集は終了していました。べてぃのように思う人は沢山いらっしゃるはず。人手は充分あるようです。
そしてホームページには「募金も一つの形のボランティアです。」とありました。
そう。そのとおり!!
少しでも多くの義援金が集まることが、被災者の方の当面の生活もこれからの復興も支えることに直結する。

べてぃは勿論、義援金出すつもりです。最初はまとめてどこか信頼のおける先に振り込もうと思っていましたけど、昨日の夕方の駅前の様子を見てちょっと方針変更。
予定の金額を細かく分けて、回数多く義援金箱に入れて回ることにします。
何故なら、日本人の特徴は「横並び」が好き、人がやってると自分もやらなきゃと思う人が多いこと。

募金している人が一人でも多く目につくと、それだけ自分も募金しようと思う人も増えるんじゃないかと...。
浅知恵のような気もしますが、やってみても害はないし、もしかすると効果があるかも。
それに昨日、今日と岡山も凍える寒さの中、吹きっさらしで義援金箱をかかえて街頭に立っておられる方々を応援することも意味がある。辛い思いをしてるのにさっぱり成果が出ないのは次につながらないというのが常だから。
今日本人はこの不幸な経験を通して、同胞意識が高まり、困っている人を支援しようとうい気持ちが盛り上がっています。それが今後の社会にしっかり根付いて欲しい。そう思うので。
2011/03/18(Fri) | 東日本大震災  | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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