厳島神社に行ってきました
鳥居
ちょっと思うところがあって、足を伸ばして、宮島に行ってきました。
広島市内からは電車で「宮島口」まで行き、そこからフェリー。一時間ちょっとで行ける場所なので、学生時代は外国人のお客様をつれて何回か行ったことがある場所です。今回足を運んだのは4月17日の日曜日。快晴。

真っ青な空に鳥居が映えて美しいなぁ!!と思ったけど、なんだか見慣れた景色と違うような...おお、鳥居が足元まで水から出てる!もちろん後ろに見える厳島神社は鳥居よりも陸側なので、こちらも完全に水から出てました。旅行用パンフに使われる写真はいつも海に浮かんでる状態の写真。記憶の中の映像も同じものしかないので、おそらくこんなに水がひいた状態を見るのは初のこと。あとで知ったのですが、月曜が大潮だったので、この日は特別に水がひいた状態だった様子。ラッキーかも。
フェリーの中から見たときに、鳥居の下に何か黒いものがいっぱいうごめいてるのは何?と思ったのは人間でした。せっかく水がないんだから、鳥居の足元まで行かなきゃというのは誰もが思うこと。勿論べてぃも行きましたよ。
足元
すぐ近くに行くと鳥居の根元はこんな感じ。これまでこの大鳥居はまっすぐに製材された木を組み合わせてつくってあるもんだとばかり思ってました。そんなにじっくり写真をで見たこともないし。でもこうやって近くでよく見ると、巨木をそのまんまの形で組み合わせているのがよくわかる。そうかぁ~、そうだったんだ、と驚きました。ものすごい巨木。そしてまるで海底から生えているような。人工物なんだけど人工物じゃなくて、生命を持った存在のようにも見えてきます。そして足元は海につかっているわけで、亀の手や牡蠣がびっしりついてここでも生命を育んでいます。

厳島神社は上の写真でわかるようにものすごく遠浅な海岸ではありますが、海の中に建てられています。西日本は台風が多い。今まで何度「厳島神社の回廊が流されました」というニュースを聞いたことか。つい数年前にもあったと記憶しています。この地に最初に神社を建立したのは平清盛。何もこんな海の中に建てんでも良かろうに...とずっと思っていました。
でも今回この年になって再訪してみて、改めてその価値がわかったような気がします。

厳島神社の歴史は自然との共生の歴史であり、戦いの歴史です。何度となく台風という巨大な自然の力で壊され、流されながらも、そのたびにあきらめることなく修復し続けて何世紀もの時間を超え、今に至ります。どこかで「もう修復するのなんてやめて、どっかに引っ越そうゼ」という話だってあったんじゃないかと思いますけど、そうはしなかった。そのたびに改良を加えることでより強く、より美しく姿を変えてきたはずです。その結果、その長い長い歴史の中で蓄積されたパワーのようなものが感じられるのではないか?またそのパワーが荘厳な美しさとして伝わってくるのではないか?そんなことを感じました。
最初に「ちょっと思うところがあって」と書いたのは、震災からの復興と厳島神社は共通する部分があると思ったからです。規模が違うけど、人間と自然の共生と戦い、そして復興の歴史がここにはあります。

神社の中から海方面を見るとこんな景色。満潮になると神社の床下ちょっと下まで水につかり、まるで海に浮かんでいるように見えます。
神社から見た鳥居
結婚式もしかすると大安吉日だったのでしょうか。神社神殿では結婚式が行われていました。観光客の通る通路横なので、観光客に囲まれて(中にはフラッシュばしばしたいてる人も...べてぃもフラッシュたかずに一枚撮らせてもらいました。失礼。)のお式でちょっと落ち着かない感じではありますが、荘厳な雰囲気の神殿での結婚式は一生の思い出に残るもののはず。綿帽子かぶったお嫁さんはかなりの美人でした。お幸せに!
能 胡蝶
実はべてぃ、生まれて初めて能の舞台を見ました。なんとラッキーな。当日、能の上演があるなんて全く知らずに行ったのに。演目は「胡蝶」。厳島神社への入場料700円(大人)を払えば、誰でも無料で見学可。舞台は神社の一部で、屋根はあるものの、全くのオープンスペース。青空の下、潮の香りに包まれながら、豪華な衣装をまとった演者が能を舞う姿を見る。きっと世界に一つの美しく、そして不思議な空間です。
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2011/04/20(Wed) | 旅で出会ったオモシロ&美し:広島編 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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