亀治郎、すごいわ
sakura
浅草寺の境内に咲いていた桜....桜ですよね?
秋には季節はずれのソメイヨシノが咲いてニュースになったけど、こんなに咲いてるんだからきっとこの季節のものですね。梅より先に咲く桜なんてあるんだ。

既に満開を過ぎてしぼんだ花も見える中、寒風に可憐な姿をゆらゆらさせていました。
かわいい~♡

先日の続き。
浅草歌舞伎は久しぶり。
お正月恒例の舞台です。若手役者だけの舞台で、場所は浅草公会堂。衣装も道具も演目も本格的なものだけど、役者が若手のみということでチケット格安。べてぃは勘太郎や七之助などが出ていた頃は毎年お正月に行っていたけど、しばらく足がとおざかってました。
でも今年は亀治郎が猿之助を襲名するので、浅草歌舞伎は最後だから見ましょう!と歌舞伎チケットをいつも手配してくださるお友達に誘われてお供。

見た感想は.....亀治郎、すごい!
そして彼以外にもこれから期待できる若手、結構いるのね~という発見があって嬉しい。

実はべてぃは亀治郎の舞台は随分前に猿之助のスーパー歌舞伎で見ているらしいのですが、全く記憶にない。ま、ずいぶん前のことなので、大した役じゃなかったはずだし、芸も未熟だった頃のこと。
彼はその後歌舞伎の舞台以外にNHKの大河とか民法のドラマなどテレビにも沢山出演。テレビではかなりの回数見て、特に気になる役者さんじゃなかったので、全く興味持ってませんでした。仁左衛門様のように容姿的にほれぼれするというタイプでもないし。
でも今回見てみて、彼は舞台役者としてすごいんだと感動しました。

演目は「通し狂言 敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがじゃやむら)」。

普通、歌舞伎は一つの舞台にいくつかのカラーの違う演目を組み合わせて構成されています。演目によってはみんな熟睡タイムになっちゃったりも。今回は通し狂言なので一つの物語を何幕も続けて見ることに。下手すると途中で飽きちゃうかも....とちょっと思ってましたが、全くそんなことはない。いつものように話の一部だけを演じられるよりも、ストーリー全部わかるし、演出も終わりに近づくにつれてどんどん盛り上がり、寝てる暇なんてなかったし。
亀治郎は一人二役、最初から最後まで出っ放し。オーラ満開、存在感満点。
悪者役があまりに上手い!!
おまけにアドリブ入れて笑いとったり、客席に降りてきて客の足元にしばらく隠れているという演出なども織り交ぜて、舞台と客席は一体化。

実は今回、べてぃの席はなんと中央前から4列目の通路から2席目。
追いかけられて「どなたかお助けくださりませ!」と客席に降りてきた亀治郎....はい!!っと元気に手でもあげれば良かった。というのも誰も反応しないから、べてぃの目の前の席に座られていたおばあちゃまの前に亀治郎もぐりこんでしばらく滞在。べてぃの席からは手を出せばカツラにさわれる状態。
惜しかったなぁ....。

勘三郎の舞台ではこういうことはよくあります。特にシアターコクーンでは。
なので激しいアドリブで相手役がこらえきれず笑っちゃったり、客席を巻きこんだりするのは勘三郎の専売特許だと思ってたのですが、永年、猿之助の家の後援会会員であるお友達によると、猿之助の演出もそんな感じなんだそうな。へぇ~。
確かに後半の馬が出てきたり、屋根裏を使った横の広がり×縦で舞台全体を使って動きのある芝居だったり、スーパー歌舞伎にも通じる演出だったような。演出だけじゃなくて演技的にも猿之助は悪い奴の役がものすごく上手だったのだそうです。(べてぃはその頃はまだ歌舞伎と無縁。)亀治郎は猿之助の甥っ子。声も似てます。
猿之助と言えば香川照之が驚きの歌舞伎に参入で、どんな役者さんになるのか楽しみ。
猿之助が舞台に立つことはもうないのだろうけど、血筋の二人が立派にその後を継いで行く。歌舞伎の世界はこれからますます面白くなりそうです。

そうそう。今回は亀治郎以外に愛之助と薪車(しんしゃ)にも注目。
初めて見た役者さんです。愛之助は先日のスキャンダルで顔は知ってたけど、舞台は初めて。薪車は全くの初めて。若手と言っても二人とも三十代かな。
他にも三津五郎の息子とか色々若手がそろっている中、この二人に注目したのは何と言っても容姿が良い。
役者としては大切なことだもんね~。
愛之助は仁左衛門様に似てる...確かお兄さんの養子のはず。血縁なの?仁左衛門様よりちょっと線が太いけど、侍姿が美しいのです。そして薪車はちょっと坂上しのぶ入ってるけど、もっと貫禄ある美男。
先が楽しみ~。

浅草歌舞伎の楽しみ方として、新しい贔屓の役者さんを見つけるというのはなかなか良いです。
ますます歌舞伎は面白くなりそう。
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2012/01/10(Tue) | 歌舞伎、映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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