六代目中村勘九郎 襲名披露公演 見てきました
勘九郎
さすが中村屋の御曹司の襲名公演。豪華でした。

べてぃが見たのはお昼の部。
演目は
1.鳴神(なるかみ 歌舞伎十八番の一つ)
2.土蜘(つちぐも)
3.河内山

何が豪華かかというと、衣装も舞台セットも豪華だけどこれは演目選択次第なので、豪華なのは何と言っても出演者の顔ぶれ!
仁左衛門、吉右衛門、勘三郎が三人そろって端役を演じる。
下っ端の家来役で、三人がおそろいの衣装着てそろってひょうきんに踊り、ずっこける姿なんて、普通に考えたらありえないこと。襲名公演ってこういうことなのね....。
他にも勿論、中村ファミリー七之助、橋之助、福助。それに三津五郎も勢揃い。
それに仁左衛門の三兄弟も勢揃い。
いやいや、すごかったです。

でもそれはそれで問題が....お祝いに駆けつけてくれた人たちがあまりに凄すぎて、主役を食っちゃってるというか、主役が誰なのかイマイチわからず。ありゃりゃ。

鳴神には勘九郎は出演せず。
河内山の主役は仁左衛門。勘九郎も出てたけど、何と言っても仁左衛門様より輝くのは難しい。べてぃの好きな着流し姿じゃなくて、河内山はお坊さん姿。頭つるつるカツラになっても仁左衛門様は美しい。
土蜘の主役は勘九郎。
でも土蜘は演者が沢山出てくるし、端役に重鎮を持ってきたことでそっちが気になっちゃいました。

勿論、六代目も頑張ってましたよ。
勘太郎のことは(....って、思わず言っちゃう。勘九郎という名と人物がマッチするまでかなり時間がかかりそうです)テレビを通して子どもの頃から見てきたから、親戚の子みたいな感じ。舞台で最初見た時は、こんなにヘタでこれからどうするんだろう?なんて感想持ったりしたのに、以来、ずいぶん精進して芝居も踊りも本当に上手になったし、顔も良くなったし、存在感もどんどん増してます。人って成長するもんだなぁと、他人ごとながら感動がある人の一人なんです。
でもなぁ....名門に生まれたってことは背負ってる荷物も重いというか...祝う気持ちがちょっとマイナスに働いたというか。海老蔵の襲名公演の時はここまでの顔ぶれがそろってはいなくて、誰がどう見ても海老蔵が燦然と輝く主役として君臨してた記憶があります。演目や出演者決めるのは勘九郎本人じゃないから、ちょっと気の毒だったかも.....。

でも公演自体は良かったですよ~。
べてぃは仁左衛門様の河内山を見られて嬉しかったです。
それに土蜘は超豪華な舞台。様式美の極致。日本の美意識が凝縮した舞台に感動しました。

もう一つケチつけると、鳴神の龍神はなんであんなしょぼいのにしちゃったんだろう?結界として張られているしめ縄を切って、滝に閉じ込められていた龍神を解放するというシーンがあるのですが、縄切った途端に滝を上ったのは「ん?んん?今のはウナギ?もしくはツチノコ?」みたいなひょろひょろの小さくて長いものが昇って行って、目がテン。笑っちゃいました。衣装代かかり過ぎて龍の予算けちった?
絵馬
ロビーに飾られたお祝いの絵馬。べてぃの好きなアーティスト、永田哲也さんの作品のはず。和紙を菓子型にはめて成形した作品。何度か個展を見にいったことがありますが、こういう場でこんな風に作品使われるなんて、どんどんメジャーになっておられる感じ。
唐沢
そうそう。写真とは全然関係ないけど、今回は後見の人や大道具さんが舞台上で大活躍でした。
クモが放った糸を短時間で巻き取って舞台をきれいに保つ役の人の目は真剣。
そして大道具の人に白人男性が混じっているのにも注目。一目でわかる外国人。相撲と違って、歌舞伎の世界は日本人オンリーかと思ってたけど、いらっしゃるんですね。役者になるのは難しいだろうけど、裏方さんの人種が多様化するのはありうる話です。

役者さん、後見さん、裏方さん、皆真剣に勘九郎の襲名舞台を成功させようと頑張ってる舞台でした。
みんなの期待を背負って、頑張ってね、六代目。
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2012/02/06(Mon) | 歌舞伎、映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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