帯リメイクのベスト完成、そして浅草歌舞伎行ってきました
完成
先日書いた帯をリメイクしたベスト、完成しました。そしてこれを着て行ってきました、浅草歌舞伎。

見たのは昼の部。
演目は 1.義賢(よしかた)最後
    2.上州土産百両首

「義賢最後」は去年、まさかのオネエキャラで大ブレーク、テレビの影響力ってすごいなぁ~と強く思わせれくれた愛之助が主役。今まで何度も愛之助の演技は見ていますが、今回初めて彼の身体能力にうなりました。体の出来てない役者さんがあの演技やったら、あっという間に大怪我して、本日休演...となるに違いないです。話には聞いていたけど見たのは初めての戸板倒し、そして階段を頭からどどどっと落ちてみたり...実は愛之助はちょっと小太りかも~?と思っていたのですが、あの体は筋肉のヨロイをまとっているからあの体型なんですね。すごかったです。

戸板倒しは複数の黒子が支えながら垂直に立てた二枚の戸板の上に水平にもう一枚、戸板をのせます。そしてその上に役者さんが立ち、最後は黒子一人になって横から押して全体を倒す。役者さんは最後まで崩れる戸板にのってるというもの。2メートルぐらいの高さになる不安定な戸板の上に立ったまま足元がくずれて落ちてくるのって怖いですよね~。びくびくするわけにも行かないし。堂々と最後まで直立してた愛之助、すごい。
加えて驚いたのはそしてどうやってあの戸板を三枚、斜めになることもなく組み立てられるのか?という点です。完全に垂直に脚部分を立てることが出来なければあの芸はできないので。
黒子の技術、すごい。

そして「上州土産百両首」の主役は猿之助。
猿之助を襲名したらもう浅草歌舞伎では見られないと思っていた猿之助の姿を見られるとは。
主役の猿之助は始まってしばらくしてから登場...その途端に劇場全体の空気がかわったような気がしました。力のある役者の持つ存在感というのは凄いものです。猿之助はまだ若いのに。

ところで今回思ったことは、浅草歌舞伎って若手の舞台じゃなかったっけ??ということ。若手の定義は曖昧なので確かに猿之助も愛之助も若いのではありますが、今や大スター。べてぃが浅草歌舞伎に行くようになった頃はまだ20代中心の若手で歌舞伎座で主役を張るようなことはない役者さんが、浅草では主役を張る。未来の大スターを青田買いする場...そんな感じだったのですけど。チケットも確か8000円ぐらいの格安で、お正月気分も冷めやらぬ頃、若いお嬢さんたちが晴れ着に身を包んで初めての歌舞伎を体験する場でもあったはず。

まぁあの頃は猿之助、海老蔵、勘九郎、七之助、菊之助、獅童、松緑....がまだまだほんの若者だった頃だから。今や彼らも若いながらも歌舞伎界を背負って立つ存在。すごい人たちが同年代で揃っていたから若手だけで充分集客できたのかも。
勿論今回も10代終わりから20代初めの若手が頑張ってたんですけどね。でもやはり主役は猿之助、愛之助で若手は脇役だし、二人がすごいからどうしても若い子は見劣りしちゃいます。
べてぃは最近、米吉に注目しています。本当の女の子みたいに可愛いのですよ。菊之助に続く女形に育ってほしいものです。

着用
陣羽織になってないでしょうか~??
着たのはこんな感じで。襟にシルクのスカーフ。下はくるぶし丈のパンツにブーツをあわせて。

元のジャケット実はこのベスト、数年前につくったこのジャケットの型紙の身頃部分だけを使ったものです。
襟だけ変えて他はそのまんま流用。

一つ自分の体にあった基本的なものを作ると、それをベースに色んなものが作れるのが今回わかりました。便利~。

後ろ
後ろはこんな感じ。
スエード調の布です。

スナップ
前開きのとめは透明スナップを使いました。
なにせ前日に完成したのでボタンホール屋さんに出してる間もないし、デザイン的にもその方が良いかと。
透明プラスナップを透明糸でつけてます。
ちょっと離れてみるとスナップはほとんど見えません。

最近着物リメイクからちょっと離れてましたが、こうやって作ってみると、やはり着物や帯のリメイクは新品の洋服布使うのと違う面白さがあって、楽しいです。
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2014/01/20(Mon) | 歌舞伎、映画 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
コメント
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こんばんは~
リメイクベスト素敵ですよ。これ着て歌舞伎座に行ったのですよね。注目されたと思います。いや~スゴイです。
昔の着物や帯は物もいいのでしょうね、こういうことが自分でできることがすばらしい。
私はできないし、やる気もないのでもっぱら感心するのみです。いつもアップを楽しみに見ていますよ~。
by: くろうさぎ * 2014/01/22 18:04 * URL [ 編集] | page top↑
--Re: タイトルなし--

くろうさぎ様:お褒めにあずかり恐縮です。そんな、大したものじゃないんですよ~。
きらきら帯なので、陣羽織にならないか?とドキドキでした。帯は丸帯で全体あの模様なので、きっとかなり古くて良いものです。骨董市で買った価格は500円でしたけどね。
こんなの作ってみたい!と思う服は結構派手だったりして、とても普段着るものとしては無理なので、歌舞伎見い行く時だけは、こんなの着て行っても変じゃないよね、歌舞伎だから...と、自分に言い訳して着て行ってます。はは。
by: かみたけべてぃ * 2014/01/24 11:24 * URL [ 編集] | page top↑
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