十月花形歌舞伎 猿之助、すごい
海老蔵

新橋演舞場の十月花形歌舞伎、見てきました。
夜の部です。
演目は 通し狂言「獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)」です。

猿之助が一人で十八役を早替わり。そして新しい手法の宙乗りはあるわ、舞台上に大量の水を降らす演出はあるわ。
もう~、すごい。
息つく間もないスペクタクルの連続&豪華な演出で、これこそスーパー歌舞伎では?と思いました。でもこの舞台はスーパー歌舞伎ではないのですね~。空ヲ刻む者よりももっとスーパーな感じがしたのですけど。

猿之助一人で十八役を熱演。それも替わり方のペースがすごい。どうやってこんなに早く変身して出て来れるんだろう?と、見ていて不思議でした。
でも一人で十八役ということは、色んな役の人が皆同じ顔をしてるわけで、服装カツラをかえた上に上手に演じ分けていても、如何せん、顔は同じ。それに登場人物が一般的な歌舞伎に比べてエラク多くて、イヤホンガイドつけていたのに、ストーリーについていけないべてぃでした。特に最後の幕はテンポアップしてエンディングに向けて早変わりのスピードもアップ。どうやって今の早変わりをしたんだろう?な~んて、余計なことを考えていたべてぃはおいてけぼりでした。
でもストーリーが完全に把握できなくても、十二分に楽しい!素晴らしい舞台でした。

そして頭に浮かんだのは「心・技・体」という言葉。
相撲の話じゃなくて、猿之助のことです。
今回のあの舞台を演じるには役者としての技量が相当のレベルに到達していることが必須。それに加えて、あれだけハードな演技を5時間にも渡って出ずっぱりで演じ続ける体力、気力も必須。心技体、三つそろって充実している今、それも猿之助だからこそ出来る舞台です。猿之助と言えどもあれだけハードな舞台を50代になって演じるのは体力的に無理でしょうし、かと言って、体力盛りの二十台では芸のレベルが足りなかったはず。
心技体のバランスがベストな今だけの作品なのではないかと思います。「今」が向こう何年続くのかは?ですが、とにかく今、この舞台を見ることができたのは幸せなことです。

おまけに今回のお席はなんと、花道すぐ横。それも花道のせり上がり(スッポンというようです)のすぐ横でした。
おお~!!なんと豪華な。
目の前1メートル以内に役者さんの顔がある状況。本当に目の前で演技を見ることができました。
相当沢山、運を使っちゃったかも。同じ料金でも色んな席がありますから。今回は今までの歌舞伎見物史上最高のお席が当たって、本当にラッキーでした。
ただし花道近くは埃がすごい。花粉症の人は辛いかも。そしてコンタクトレンズの人は厳しい。
幸いべてぃはどちらでもないので、ホコリと今回の演出の場合は水も体中にあびながら、最高に楽しませてもらいました。

まだ公演は始まって一週間で、まだまだ先が長い。
ご本人も口上で、どこまで体力が持つのやら...というようなことを言われていましたが、ほんと、その点が心配です。
いくら三十代と言えども、あれはキツイですよ。5時間に渡って文字通り、全速力で走り続けているはずなので。
でも猿之助のことだから、きっと最終日まで息が切れてるのすら観客に気取られることなく、早替わりを演じて見せてくれるのでしょう。
頑張って~!!!
そしてソルマックだけじゃなくて、リポDかりゲインのCMのオファー、来ないのかな?驚きの体力だもの。

素晴らしい舞台を見せてくれた猿之助に感謝。そしてチケットとってくださったお友達に感謝です。
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2014/10/10(Fri) | 歌舞伎、映画 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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